ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

あさが来た

NHK朝ドラ「あさが来た」も3月で終わってしまう。
今回も良かったなぁ。

江戸から明治にかけて、女性の生き方が「嫁に行く」しかなかった時代
商売の才覚のある”白岡あさ”さんが
嫁ぎ先の両替業を助けて、銀行、炭鉱、生命保険、女子大学の設立にまで携わる。

やり手の主人公だけど、ドラマを見ていると、かなりたおやか。
「へぇそうだすな。」
「よう分かります。」
と、反対意見の相手でも、絶対否定しない。

寄付を頼んでいたお宅で
女子教育の信念を書いた本が読まずに放ってあっても
「本を置いててくれるだけでもありがたいです」
と隙を見つけて感謝する。

「そうは言っても」とか「いや違います」と言わずに、世の中を変えていく。
えらいわ。見習いたい。

テーマソング「365日の紙飛行機」もいい。
♪ずっと見てる夢は 私がもう一人いて やりたいこと 好きなように 自由にできる夢♪
の歌詞、口ずさむだけで泣けてくる。

女性もやりたいことを自由にできる時代になった。
あささんが時代を作ってくれたおかげです。
・・・って、本当は「広岡浅子」さんをモデルにした、一応フィクションのお話だけどね。