ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

20期生の囃子

去年の11月に入った新期生のおさらい会。
笛方や太鼓方も、ニューフェイス

新人とは言え、女鉾が建つ時には、囃子の一画を担ってもらう面々。

鉾の上で奏でる鉦は、全然違う。
鉦すりを持つ腕にかける房の重さ。
腰かけた鉾の欄縁で感じる揺れ具合。

特に鉦方は、鉦を叩く期間が限られている。
鉦の経験を3年以上経て、後輩を育てたら、鉦を卒業しなくてはいけない。
10年に一度建つ、女鉾の上で鉦を叩けるメンバーはラッキーだ。

鉾の上で鉦を叩きたかった先輩の分も、思い切り叩いてほしい。
と、エールを送りました。