ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

カバー文化

パソコンに手作りカバーをかけているMさんに
「昭和ですねぇ」と笑う。

昭和時代は
ドアノブや
電話や
電気の傘など
大事な電化製品にはカバーをつけていたものだ。

Mさんによると
「電話口でよい匂いがするカバーを取り替える専門のおばちゃんがいた」
そうだ。
隙間産業やなぁ。

最近は、じゅうたんも敷かなくなってきた。
歩くだけで、すごくホコリが立つらしい。
トルコではじゅうたんの上にじゅうたんを重ねていたけどなぁ。

床はフローリングのまま、ドアノブも裸のまま。

その代わり消毒の技術が上ったもんねぇ。
ファブリーズや洗浄液。
平成時代は布の代わりに液が覆っています。