デザートの究極は、素材の味に還ることかもしれない。
グレープフルーツにストローをグサッと突き刺して飲むジュース。
マスカットそのままの求肥包み。
桃を一個まるごと固めたゼリー。
手間隙かけて、本物の果物に近づける。
本日は、老松にて、「夏柑糖」をいただく。
夏みかんをくり貫き、中身を丸ごと寒天で固めた菓子。
ていうか、フルーツ。
オレンジ色の皮をグサッと包丁で割ると、鮮やかな寒天が詰まっている。
酸味、自然の甘味、白い皮の部分の苦味もあいまって、夏みかんをぷるんといただいているよう!
あ~おいしい♪
職人さんの最初の仕事は、夏みかんのくり貫きかなぁ?
夏みかん、自分でむくととても手間がかかるものねぇ。
贅沢やわぁ。