ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

フルートの息遣い

「は・ひ・ふのか」のレコーディング作業。

フルートのマミさんがスタジオに。
D女子大学音楽学科の18歳。

やさしい音色にいやされる。

原田氏が「フルート、どんな技法があるの?」と聞くと
「アーチキレーションなどがあります」と答えている。

「アーチキレーション」は、昔、セリフにもあったぞ。
生瀬さん作”ジースクライアントスーパースター”で
主婦劇団の演出家、西村頼子さんが吠えていた。
再演の”リバイバル”で、私の役になり、たぶん言った。
(その辺は覚えてない)

「アーチキレーションて、どんな意味?」と聞いたら
「なめらかに、あるいは粒立てて音を出すんです」と教えてくれた。

セリフにもフルートの奏法にも共通するのね。
そういえば、フルートはボーカルみたいなものだものね。

”アーチキレーション”
もう、忘れない。