ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

鍵がない

スタジオからの帰り道
駐車場で、H氏が「鍵がない」と言う。

イマドキの車は、鍵を持った人が近づくだけでロックが外れる。

でも一切反応しない。

雨の中、色んなカバンをかざしたけれど、
ゴミ袋を持たせてみたけれど
車は知らんぷり。

スタジオや道にもなかった。
一度家に帰って、合鍵を取ってきた。

「おかえりなさい、ご主人様」
と言っているかのように
ピカピカッと光った車を見た時のうれしいこと!

でも完全に、人間が遊ばれているような気持になったのでした。