ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

炎都転々

甥っ子の足跡を京都につける旅。

お墓参りに行く。
「手を合わせるのよ」と教えるのに、周りで唱えるお坊さんのお経が気になるのか、
手を口に当てて「あーあー」言っている。

お墓の父は、さぞかし驚いただろうなぁ。
こんな小さい家族が訪ねてくるなんて。

それにしても暑い。かき氷を戴く。
甥っ子にひと口食べさせたら、冷たい刺激にブルッと震えていた。

少しでも涼しいところと、詩仙堂に連れて行ったものの、
ここでも暑い。
暑すぎて赤ん坊も寝ない。

夜ご飯は焼肉懐石のお店へ。
運転手の私は日に当りすぎてフラフラ。
ノンアルコールビールで焼肉を戴くものの、すぐに戦線離脱。

赤ん坊は、ユッケに添えられていたカボスをつまんで口に入れた。
酸っぱい刺激でブルっと震えていた。

ブルっと震えるものの、涼しくなったわけではないものね。
最高気温は38度。
NYでは、この暑さは体感できんじゃろう。
ま、これだけ暑いと、私も記憶が朦朧となるけれど。