ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

お迎え提灯灯し(とぼし)

宵山祇園祭の氏子町、松原通り界隈へ。
ここには山鉾がない。
けど、お町内の方々が集まっている。

お寺の前で狂言が行われていた。
狂言のタイトルは「因幡堂」
ここの”因幡薬師”が舞台の話らしい。

道には「松原お迎え提灯」が灯っている。
地元の小学生が制作したんだって。

ここは日和神楽の通り道。
夜中には、この灯りで船鉾や岩戸山の日和神楽を迎えるとか。
ほのぼのとした良い場所でした。

主催は松原通り界隈活性化活動プロジェクト委員会。
祇園祭の楽しみ方は色々あるのですね。

それにしてもここ4日間、山鉾町界隈を歩きすぎて足がパンパン。
共に行動しているO嬢は体重が2.5キロも減ったらしい。
「お腹すいた」と言ってくれるので、食事を取るけれど
私一人だと、ほとんど食べずに走り回っていることだろう。

家に帰ると、「疲れた~」と筋肉痛も感じるのだけど
祇園囃子を聴くと、身体がとたんにシャンとする。
お祭りには不思議なパワーがあります。