ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

手作り製本

文庫本の製本を学ぶ。
紙のカバーが布地のしっかりした上製本に変身。
こんなの、自分でできるの?!

先生は、京都府資料館の百瀬周平さん。

カバーするのはカフカの『審判』。
内容に合わせて、布地はは真面目な赤黒い柄を選びました。
(色が濃いとアラが目立たないかな?)と思いきや、ボンドが滲み出て白さが浮き立つ!

それでも、立派なBOOKができました!
シャッキリしていい感じ。

厚紙に色紙(サインを書くやつ)を使うとか、
背表紙を補強する花ぎれの存在とか、
背と表紙の間に7ミリ開けるとちょうど良い筋目ができるとか
へーへーへーと納得の製本術!

表紙が変われば、本の内容まで値打ちが上がる。
カフカの『審判』、読んだことないけど
俄然、電車の中で自慢したくなりますね!