週末に観るお芝居を映画で下見。
「田園に死す」by寺山修司。
うん。面白かった。
ほんでも先週観た「さらば箱舟」(ニットキャップ編)と、モチーフはよく似てるなぁ。
柱時計、村の閉塞社会、少年、現代社会との対比etc
お産を控えた妊婦さんが、
「馬には絶対近づくでねぇ」
とイタコのおばあさんに言われるのが面白かった。
「馬は340日で子供を産む。難産にならぬために馬に近づくだけでなく、馬という言葉を口にしてもいけねぇ。馬の事を考えてもいけねぇ」
イタコさん、馬、馬、言いすぎ!(笑)
そんだけ言われたら意識して、余計考えてしまうやん。
Twitterで(松岡)修三botが
「ダメダメダメダメ諦めたら!前向きに考えなきゃダメになるぞ!」
と、ダメを連発して余計にダメにさせるのと同じ。
妊婦さんはその後、「安産」と書いた腹巻をした犬と一緒に暮らす。
犬は安産の象徴なのね。
この辺のエピソードは話の根幹とは関係ないので
きっと週末のお芝居の参考にはならないと思うけど。
舞台も楽しみであります。