ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

熟年生の心配

朗読アカデミー第6回目。
回を重ねるごとに、受講生の皆さんが愛しくなる。

「みんな!自分の声の響きを楽しんで!」
「何を緊張してるのよ~」(笑)
「大丈夫、良くなってる!」

抱きしめたり背中を叩いたり。
皆さん年上なので
傍から見ると、かなり偉そうだと思う。

それでも皆さん一生懸命私の言葉に耳を傾けてくれる。
質問もたくさん。

「あの、本番当日休んだら先生が読んでくださるのですか?
それとも受講生の誰かが読むことになるのですか?」

・・・え?・・・
意味が分からなかった。
そ、そうか。
最年長は78歳のセミナーだから、万一のことを考えておられるのかしら?

「とにかく皆さん、このアカデミーで2冊はマスターできているはずです。卒業公演は時間の都合上、割り振ったけれど、たとえ急にどこを割り充てられても読めるようになっていると信じています」

2時間半、半端ない集中力とパワーを発揮して、
稽古後はクタクタ。

今日は終了後、卒業公演に向けて打ち合わせ。
気がついたら4時間くらい話していた。
集中力の使い過ぎとコーヒーの飲みすぎで、
吐き気がするほどヘロヘロになったよ。