ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

エコノミーからの回復

夜行バスの予約は、どちらも最後の1枚だった。
行きしなは、バス後方の通路側だった。
エンジンのすぐ上らしく、ずっと背中が揺れていた。
(マッサージ機のついているシートに寝ているつもりになろ)
と、寝ていたけれど
窓側の乗客が休憩ごとにトイレに行くので、
そのたびに起きて足置きを下げなければならなかった。

芝居では1時間半ごとくらいに休憩が10分くらい用意されていた。
じっと座っているとエコノミー症候群になってしまうので
そのたびに出て背伸びをした。

帰りの夜行バスは、真ん中辺りの窓際だった。
ここがバスだということを忘れるくらいぐっすり寝た。
「京都駅に着きました」とアナウンスがあり
明かりがついたので飛び起きた。

エコノミー症候群的には、帰りのバスが一番危険だったかもしれないけど
なんとか無事に帰って来れた。
海外旅行なら、20時間くらいフライトすることだってあるもんね。
へっちゃらへっちゃら。
と強がりながら、翌日はバタンキューで全然動けず。
せっかくの朝起き習慣もすっかり狂ってしまいました。