ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

京都文化塾

「京都文化塾」という交流会にお誘いいただいて、平成女鉾清音会会長として出席。
大学生、電子ブック、フラワーツーリズム、広告代理店、芸大の先生、観光連盟、映画監督、旅行サイト、劇場、朗読プロデューサー、遊園地、市長、彫刻家、イラストレーター、ラジオ局、テレビ局、マジシャン、ブライダル、モデルなど、色んな職種の人々が集まっておられた。

造形大学の先生がおっしゃるには
文化は、日本の背骨だ。
これまでだって、かん難辛苦は何度も味わっている。
先人の考えを紐解いてみよう。
たとえば敗戦後。
大変な時期(昭和21年)に文化庁主催の芸術祭が行われている。
教育基本法にも
「我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた【民主的】で【文化的】な国家を更に発展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである」
と掲げている。

例えば阪神大震災の後、日本はどうなったか。
ボランティア元年となり、ナホトカ号重油流出事故にもたくさん協力した。
子供達に「生きる力をつけよう」と、ゆとり教育を行った。
職業体験など、画期的な試みも行った。

でも小泉政権となり、いつの間にか経済優先の社会に逆戻りして、
生活苦などで自殺者が3万人を超える状況になってしまった。
これが第三の敗北である。

文化は生きる力に結びつく。
震災の状況だからこそ、文化の支えがなくてはならない。
日本が豊かな文化を持つ国として、世界に尊敬されるようにならなければいけない。

と講演された。
う~ん!文化!
なんか、力強い!
そしておっちゃん達は、元気やわぁ!