ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

終電ダッシュ

小椋あずき嬢が公演で関西に来たので
劇団そとばこまちに所属していた頃のOB、OGで集まる。

メンバーは他に、曽木亜古弥、園本桂子、石原正一、福山俊朗、今仲ひろし(敬称略)
今っちは立身出世劇場だったけど、いいのだ。
一人を除き、今でも現役役者陣である。

今だから話せる昔の話、
最近の演劇界について
地震について
話しだしたら止まらない。
途中で「仮名を使う」というルールも加わって、
トークで遊んだり笑ったり。

ディープな劇団活動を共に過ごした仲間なので、性格も分かり切っている。
「変わらへんなぁ」「変わらへん変わらへん」とおばはんのように言い合う。

楽しすぎて終電ギリギリになった。
急いで清算を済ませ、梅田駅まで走る走る。

20代の頃、稽古やミーティング、飲み会で
駅までダッシュする経験を何度繰り返しただろう。
(もう無理~)と思いながら電車の扉が閉まる直前に駆け込んだ。
ゼイゼイ。
こういうところも変わってへんなぁ。