ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

京都からの祈り

15時前、パソコンに向かっていると、不安定な感じに襲われた。
地震なら、ゴーッという音や気配を感じるので
静かに感じる揺れに対して
自分の中から起こる、めまいかと思った。
結構長かったので、(体調に気をつけなあかんなぁ)とつくづく反省した。

それが、東北で起きたM8.8の地震と同時に思ったこと。

未だに全貌が掴めない被害の様子。
伝えられる映像や情報は、考えられない事態。

阪神大震災の時は高架道路に取り残される自動車の映像を見て
「映画みたい」と言った東京の人に憤りを感じたというコメントを聞いたけれど
(憤ってる方にもモヤモヤを感じるけど)
過去に体験した関西や中越の人々は、今回の地震を自分の事のように思えるだろう。

水をバスタブに張り、
外出する時は水筒と食料を携え
iPodの代わりにAMラジオを聞きながら、非常体勢。

余震や津波が続いている中、これ以上被害が広がらないように。
今闘っている人々に、希望が訪れるように。
阪神大震災に遭遇した友人に、トラウマが起こらないように。
色んな祈りをこめながらまんじりとしない夜を過ごしています。