ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

うんりゅう柳

この時期は、桃の木を愛でるのが楽しみなのだけど
花屋さんで柳が目に入ったのでそちらにしました。
雲竜柳 100円。

華道をやっている人は
工夫して活けるんだろうけど
クネクネが可愛くて、
そのまま花瓶に挿しました。

日本では、柳の下に幽霊がいるけれど
JAZZでは失恋したら柳の下で泣くようです。
Weep(泣く) とWillow(柳)が
セットで出てくることが多いから。
と思っていたら、
「しだれ柳」は「Weeping Willow」なのね。
柳の花言葉は「見捨てられた恋人」だとか。

洋の東西を問わず、
柳を見るとメランコリックな気分になるのかしら。

家でクネクネしている柳の下では、せめて楽しく。
できれば勇ましく、雲の上へ登って行きたいもんやね。
雲竜だしね。