ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

曲の終わり方

『エ・ト・セトラ』稽古。
たくさんの出演者がボーカルを担当するので、楽しい。

行澤孝氏が歌った最後にジャンプした。
降り切りで演奏を終わろうとしたら、
バネでまた少し飛んだ。

「どこが終わりか分からへん~」
と皆からクレームが来て、
「ほな、2回目の着地で終わりです」
となった。

けど着地した後、こぶしを上げた。
「そのこぶしがややこしい」
と皆からクレームが来て
「ほな、こぶしで終わりです」
となった。

けど左のこぶしを上げた後、右のこぶしを上げて親指を立てた。
「みんなのこと、考えてや~」
とクレームが来て
「ほな、右の親指で終わりです」
と決まった。

何回も飛んだり、ガッツしたり、
アクションはいっぱいあるけど
合図はそこだけ。
演奏者もなかなか、気が抜けないのだ。