ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

トラトラトラ

おとつい本番を終えたとは思えない、懐かしい面々と顔を合わせ、
チェーホフの御座舞』東京公演に向けて磨きをかける。

京都公演を観られた方のために、
東京公演を観に来てくださる方が増えるために
少しずつネタばれしていくけれど

今日はお座敷遊びで決闘するシーンの稽古。
「とらとら」という小唄に合わせて
和藤内(国姓爺合戦)、その母、虎
ジェスチャーでじゃんけんをするゲーム。

ここの振付の指導は、なんと桂文我師匠。
♪千里あるよな~ 藪の中を♪と唄って舞う師匠の粋な事!
日本舞踊の筋が身についていらっしゃる。

それに比べて若者はメロディやリズムを取るのが難しそう。
織田氏は演出に「お前はヒップホップやレゲエを聴きすぎや」と注意されていた。
確かに、立てノリ、後ノリとは真逆の世界だが、
「僕はヒップホップもレゲエも聞かへんのやけどなぁ・・・」と首をひねっていた。

いやいや織田っぺ
聞いてることにしておいた方が、オ○チってバレへんからいいと思うでぇ。