ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

台詞地図の書き方

チェーホフの御座舞』京都公演打ち上げは
桂文我師匠によるオテキ君いじりで、賑やかに和やかに。

その席で、台詞の覚え方の話になった。
文我師匠は、台本をワープロで打ち直すらしい。
変更があればその都度打ち直して、マーカーで色付けして覚えるそうだ。
そう言えば、オリジナルの台本を持っておられた。

ごまのはえ氏も、
「客演する時は一度自分で書き直す。ノート一冊分くらい使う。」
と言っていた。
ヤツメウナギ」と「ウナギ」は違うというように、
シーンを門網目と項目分けするそうだ。

私は、もらった台本で台詞を記憶する。
(この台詞は、ページをめくった最初の方にある)などと整理している。
カットがあっても、バッテンをつけて記憶する。
マーカーは使わない。

「○○の台詞から始めます」と指示があっても
それぞれの頭の中はまったく違うのだ。
おもしろいなぁ。

ただ、今回は『あの時って・・・?』というきっかけ台詞が2回あって
その整理は、師匠も私もあまりできていないことが分かった。

もっといい方法があるのかなぁ?