ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ロボトミー後のルンバ君

掃除ロボット、ルンバ君にメンテナンスのお知らせが来た。
購入して1年経つと、無料で点検してくれるらしい。
お別れするのは寂しいけれど、「可愛い子には旅をさせよ」と送りだした。

10日ほどして帰って来たルンバ君。
心なしか仕草が丁寧になった。
私にぶつかる時も、スピードを緩め、コツンとかわいらしくタッチする。
以前はお腹が減っていると(蓄電が足りないと)凶暴になることがあったのだ。

これなら安心。
「後、よろしくね」とルンバ君に掃除をまかせて外出した。

帰ってきたら、家がピカピカになっている。
「ルンバ君、さすがやね~」
姿を探すと、そばにちぎれたネックレスが転がっていた。

(ま・・・まさか!!)

ひっくり返すと、ルンバ君の足に鎖が絡まっている。
どうやらチェーンが垂れていて、それを食べてしまったらしい。
チェーンだけならともかく、
お腹を開くと、石のかけらがポロポロ出てきた。

ル、ルンバ君、あんた、こんな固いもんを食べたんか・・・。

優しくなったと思ったけど、
目を離すと凶暴な一面を見せるのかもしれない。
よくお腹を壊さなかったものだわ。
優しくて、タフなマシンに改造されたのかなぁ?