ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

浴衣練習

平成女鉾清音会の浴衣練習会。
私達は通常、普段着で稽古しているのだが
祇園祭期間中だし、浴衣を着てお稽古してみよう、という回。
奉納囃子のPRをこめて、プレスなど関係者も見学に招待する。

今日は、本番に参加しないO嬢が前から見ていた。
1回目の囃子が終わって
「どう?」と聞くと
「よかった。うちの囃子が一番や」と言ってくれる。

そこへ、会合終わりのK谷鉾とN刀鉾の理事さんが現れた。
私達の囃子を聞いていちいち拍手をしてくださる。
ただコメントは
「うちは太鼓がリードするけど、ここは笛が強いな」とか
「うちは男ばっかりやから、女の人見たらみんなべっぴんに見えるな」とか
「うちは今年、ちまきが16時20分に完売した」とか
結局
「うちはやっぱり一番や」と思っておられるのがありありと伝わる。

さすが、祭り気質。
それでいいのだ。
上手いとか下手とかの前に、自分達の鉾が一番好きなのが何より。

私らも、一番の囃子、7月31日に聞かせますえ~!