ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

『歌と悲劇』本番デー

『歌と悲劇』本番日。

前日は、午前3時まで読み通しをした。
作家三谷氏に解説してもらって、台詞覚えに役立てる。

当日は三谷氏、急に某放送局との打ち合わせが入ったらしい。
しょうがないので原田氏と何とか段取りをせねばならない。

リハーサルは、歌なしでせいぜい2回か・・・。
などと話しながら、原田氏がギターの弦を変え始めた。
1回目のリハーサルを始めたが、途中で技術的な打ち合わせに入り、中止。

弦を変えたギターは本番で使うのをやめて、
また別のギターの弦を張替えることになった。

だが暗闇で変えたので、弦の太さを間違えたようだ。
ボロローンと弾くと、変な音階になっている。
また張替え。
そんなこんなで2回目のリハーサルも途中までしかできなかった。

本番、通るのかしら・・・?
そんな不安を抱えたまま、開演時間はみるみるうちに近づくのでした。