嵯峨嵐山駅で降りる。
ここに、古民家を改築したギャラリーがあるそうだ。
駅前は、観光客でいっぱい。
人力車が足りなくて、同業者で声を掛け合っている。
一筋入ると、静かな住宅街。
黄土色の壁に格子の玄関を発見。
ここが『いい樹なもんだ』というギャラリー。
改築と言うより、古民家そのものだった。
宮大工の方が自分のためにコツコツ作ったそうだ。
天井が編んであったり、飾り窓が丸かったり、皮つきの床柱だったりと、凝っている。
そして落ち着く。
ギャラリーの店主、黒田茂樹さんとお話をした。
写真を撮ったり、書を書いたりされる方だ。
「道」という書が良かった。
人が歩けば、道は始まる。
道が出来れば 人は続く。
そんな文が添えられていた。
ここは12/13で閉めてしまうらしい。
また新しい場所で、道を作ってくださいな。