ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

朱夏展

東京から京都にデンして、週末は奈良へ!
ガラス作家、版画作家など芸術家達とアートな旅!

途中、「行きたい展覧会があるねん」とおっしゃるので
ういの奥山かき分けて向かった先は
室生村にある「ギャラリー夢雲」
なんと劇団そとばこまち時代にお世話になった、
東學さん(墨絵師)と村上美香さん(コピーライター)の二人展でした。

ちょうど美香さんがいらして、久しぶりのご対面~♪
たまたま訪れたのに
「ひめちゃん、ようこそ!」って、待っていたみたいに迎えてくれました。

ギャラリーは古民家を改装した古い建物。
月見台みたいな縁台があって、風流この上ない。

學さんの作品は、夢雲の回りに潜んでそうな虫達でした。
ギャラリーとマッチして、色んなところに生息しています。

美香さんの今回の作品はコピーと言うより、ポエムな感じ。
『私は黒鍵』という作品がよかったな。
マイナー音しか出せないけど、半歩下がって白鍵を立てたり半歩先んじて導いたりする。
『私は白ご飯』という作品(たぶん)の
「あたしはあしたのあなたのからだになりたい」
という感じのフレーズも明るくて好き。

自然と言葉と柴犬クンの温かいおもてなしにゆっくりしそうになったけど、固い決意で後にする。
目的地はまだ、先なのです。