ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

お米とお豆腐

『お米とお豆腐』を観に、京都文化芸術会館へ。
落語(米朝一門)と狂言茂山千五郎家)がコラボレートする企画だ。

桂雀松さんの落語「悋気の独楽
茂山家による狂言「延命袋」に続き、
落言と分類して「ひよりみ」というオリジナル作品が上演された。

桂雀松さんが、気象予報士の資格を持っているので、
(合格率6%だと、口が酸っぱくなるほど強調していた)
今回はお天気の話になったようだ。

高気圧と低気圧が相撲を取って天気を決めていた。
出演者の皆さん、脂の乗り切ったお年頃なのに、隙あらば遊んでいるのが面白い。
風神、雷神の格好で
♪僕の名前は雷坊、僕の名前は風坊♪などと
ヤン坊マー坊天気予報」の替え歌を歌ったりしていた。

落語家が語り、狂言師がコントする「落言」。
終演後、狂言師の方が
狂言師はアドリブを入れるので、それに対応できる落語家さんはなかなかおらへん。
雀松さんはありがたい人や」ということを言っておられた。
別の芸がぶつかるとは、そういうことなのだなぁ。ロビーで記念撮影。
一列目左から、筒井加寿子嬢、朝平陽子嬢
2列目ひめ、茂山あきらさん、茂山千五郎さん
3列目茂山七五三さん、桂雀松さん