ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

心太の恥らい

ポルタのレストランで食事をしたら、
おまけでトコロテンがついてきた。

こんな形で出てくると、風情があるわね。
涼感が演出される。

ただ、この注射器みたいなの(天突きというらしい)
自体はあまり上品ではない。
ブリッ、ベチャッと押し出される。

力の入れ具合が難しいんよねぇ。
「心太」と書くくらいやから、心の太さが問題なのかなぁ?

市川海老蔵さんは、竹入水羊羹をお皿に移さず
そのまま口で吸っていた。
それくらい心を太く戴いた方が、逆に上品なのかしら。
おいしい。難しい。おいしい。