ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ステキ太鼓

宵宵宵山、宵宵山と、人出が多かったのに比べて、
宵山は例年よりすいていました。
4日間とも平日だったから、今年はお客さんがバラけたのかしら?
綾傘鉾の棒振り囃子を見ました。
ここは囃しながら、踊りながら、歩いて巡行します。
棒振り踊りも素晴らしいけど、太鼓がステキでした。
太鼓は叩く人、持つ人の二人一組で行います。
蹲踞の姿勢から、次第に中腰、頭の上へと太鼓が移動します。
また、お互い左右へ太鼓やバチを振ってから叩いたりします。
かなり体を鍛えておられるのが分かります。
ご両人共、キリリと大真面目にやっておられるのですが、
叩くタイミングで止まった時、
たまに意外なところに太鼓があることもあるみたいで、
叩く人が半笑いを浮かべているシーンもあって、たまりませんでした。終わってから太鼓を持っていた人と話しました。
「太鼓、ステキでした」と伝えると
「いやぁ僕は所詮、”太鼓持ち”だから」と言われました。
さすが!
いいオチを持ってはる。