ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

綿ちりめん

浴衣は毎年買っている。
着倒れの町、京都。
祇園祭宵山では問屋さんが大放出するので、タンクトップ感覚で買えるのだ。

周りに評判の良い菊柄は、1500円。
「定価15000円」とあった浴衣は3800円。
持っているもので最安値は、900円。

お祭なので汗をかくし、ゲリラ豪雨にも遭うので、
こういうのを毎日着替えるのでちょうどいいのだ。

ただそろそろ、いい浴衣が欲しくなってきた。
今年は宵山が始まる前から物色している。
生地や染めにこだわると、4万円くらいするのよねぇ。
これは洋服でも高いわい。

運命を感じた浴衣が2つほどあった。
1つは老舗の綿絽生地の萩の柄。
(シャリシャリして透けている、とても涼しい)
1つは綿ちりめん生地に手捺染(てなせん)で染め上げた朝顔柄。
(肌にサラサラ、心地いい)

どちらもセール品だけど、悩んだ。
1日置いて、また商品を前に2時間ほど悩んだ。
で、買いました。
今年デビューさせまっせ。
その日は雨傘必携だわね。