ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

艶姿サヤネ娘

平成女鉾清音会で明神慈さんをお招きして、着物所作講座を開催。
まず、プルプル船で体をほぐす。
みんな、リラックスした模様。
ジェリーのように力が入らなくなったメンバーも。
坐骨を意識してきれいな立ち姿を保つ方法や
体の軸を確かめて歩く方法、
カーネルサンダースのように愛情にあふれた受容の体勢、
仏さまのような色気ある口の状態、
イチロー選手のような視線の保ち方、
井戸に釣瓶を落とすイメージの座り方、立ち方

何と言っても、丹田というか、子宮の辺りは大切で、
手を当てて位置や形をイメージした。
出てくる言葉を呟いてみる。
「銀河」「あんまん」「うさぎ」「牡丹」などにまじって
「タケシ」とつぶやく声が聞こえた。
「タケシ」は結構しっくりくるみたいで、他にもつぶやきが広がっていった。

今回忘れずにいようと思ったのは
後ろに「過去」、前に「未来」をイメージして歩く方法。
そっくり返らず、前のめりにならず、「今」を大事に保ちながら前進する。

明神さんの豊かな表現が、みんなの体にどんどん落ちていく。
キーワードは、「エロエロ」
メンバーも、みるみるうちに表情やたたずまいが変わっていった。
今年の奉納囃子では清い音色の囃子に加え、色香あふれる女達が見られますわよ。