ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

カラマーゾフの兄弟

カラマーゾフの兄弟』を読む。
ご存知、ドストエフスキーの名作だ。

私はこれを一度読破したことがある。
電車通学を利用して、何ヶ月もかけて読み終えた。
だが内容をほとんど覚えていない。

覚えているのは
「徳の高い神父さんが死後、遺体が腐乱して町中が臭くなった」
という部分くらいだ。

今回は、漫画化された『カラマーゾフ』。
一挙に読めた。
何てよくできたストーリーなんや・・・!
暗いけど、皮肉っぽいけど、最後はハッピーエンドやんか!
改めて感動した。

読書にも、勢いは大切やなぁ。
名作と言えども
実際はバラエティ・アートワークス(漫画制作)脚色やし、
神父さんのエピソードも削られていたけどね。