『うたとコメディー』を稽古して、つくづく思うのだが、
どうやら私は誤解されているらしい。
特に男性陣。
”ひめ”と呼ばせる女は、よっぽどの女王様だと思われているようだ。
先日も稽古場に行くのに
「夜、遅いから車出してくれる?」と聞くと、
「でたっ!ひめっぷり!」と言われた。
そりゃ私は、あまり気が利かないし、
ほめられても「ありがとう」と受け流す一面はある。
そういうところが、
三谷氏にこんな脚本を書かせたのかしら。
いやぁ、『うたとコメディー』に出てくるのは強い人間です。
態度の割りに気の弱い私は、脚本を読んで学びます。
一生に、言ってみたい台詞がいっぱい。
男性も女性も超越しているから、きっとスカッとしてもらえると思いますよ。
ま、私の演技次第やけどね。