ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

クマさん演奏会

友人Y嬢の出演する吹奏楽のコンサートを聴きに、京都会館へ。
「チケット全然売れへんね~ん」という言葉を信じて、雨の中かけつけると
長蛇の列!
2015席があっという間に埋まり、
立ち見のお客さんまで!

そりゃそうだ。
総勢109名の出演だもの。
何とか空いていた
4列目のかぶりつきで聴いちゃいました。

高校の国語教師であり吹奏楽部顧問、
鈴江昭先生(愛称「クマ」)の
教え子で結成された記念演奏会。

吹奏楽とは文字通り、息を吹き込む楽器ばかりの楽団なのね。
演奏者の息が音に変換される。
久しぶりに楽器に触った人もいるようだけど、
それぞれの意気込みや息の合い方で、想いがダイレクトに聞こえてくる。

聴けば聴くほど、指揮をされている先生の人柄や
クマ先生に教えられた生徒達のその後の生き様が演奏から伝わってきました。
最後は客席も、舞台上も、涙。涙。

翌日、この演奏会の事を友達に話しながら、
私も涙がボロボロこぼれてしまった。
それほどまでに良かったんです。

でも3時間もあったので、
トランペットが鳴り響く中、途中気持ち良くクカーッと寝ていたのは見逃してね。
お昼にワインを一本飲んだのも、ここだけの話ね。