ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ヒャイトロ星人

平成女鉾清音会の稽古。
『清音』(さやね)というオリジナル曲を
どんな風にしたいか、話し合う。

「♪ヒャイトロヒャイトロ♪やろ?」
「ちゃうちゃう♪ヒャ~イトロヒャイトロ♪」
「え、♪ヒャ~イ♪?」
「そうそう、最初は♪ヒャ~イ♪で次が♪ヒャイ♪」
「いや私♪ヒャッイトロヒャイトロ♪にしてました」
「♪ヒャッイトロ♪?」
「♪ヒャッイトロ♪」
「それより♪ピッリウリウリウ♪のリズムが」
「♪ヒャッイトロ♪はないわ」
「今は♪ピッリウリウ♪の話してんのとちゃうねん」
「ほな♪ヒャ~イトロヒャイトロ♪に統一しよう」

笛方(ふえかた)の会話は、ちんぷんかんぷん。
異星に来たような気分だ。

悔しいので太鼓方も独特の言い方を作ろう。
太鼓方「♪鶴亀亀♪にしましょうか?」
間髪を入れず笛方から「♪ピッリウリウリウ♪にして」と口を挟まれた。
それは、太鼓語で言うところの「亀鶴」なのだ。

どうして太鼓方の言語が分かったのだろう?
う~ん、クヤシイ。