ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

風の武士

『風の武士』を読んでいる。
読むのが遅い私が、もう下巻だ。

これは、伊賀忍者の血を引く”柘植信吾”という浪人が
”安羅井国”(やすらいこく)という天狗の住む村を巡って
紀州隠密や公儀隠密や新撰組などとしのぎを削りながら
お姫様を助けるというようなストーリーだ。

(これはルパン3世やな)と途中で気がついた。
敵や味方が入り組んだり
”お弓”というセクシーな美女に付きまとわれたり、
剣を使うシーンがミラクルにスピーディーだからだ。

昭和36年に初版が出てる小説だから、
どっちが先かはよく知らないけどね。