ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

KAZARI

京都文化博物館で、KAZARI展を観る。
金曜日は、学芸員の方が解説してくれるのだ。
縄文時代から現代まで、
土器やら甲冑やら、印籠やら祭り装束、なんでもありの展覧会だった。

学芸員によると、
室町時代までは、「唐様」(からよう)と言って
中国風の飾りが重宝されたらしい。
とにかく模様がぎっしり、色とりどりで彫りも深い。

それに対抗して、「和様」が生まれたとか。
空間を大切にする、侘び寂びの世界である。

千利休も、『唐様』があったからこそ、
異を唱える者として出現したのです」
と、言っておられた。

『ぶんげいマスターピース』特設サイト
に、
『三人姉妹』の舞台写真がアップされています。
こちらは『松本零士様』または『スターウォーズ様』と言っていいかしら?
改めてみると、変な文化です。