友人と、ロフトで買い物。
友人はスケジュール帳を買いたいらしい。
膨大な量のダイアリーコーナーを前に悩んでいる。
「これ、名刺が挟めるやん」
「これ、1ヶ月と週間の欄があるし、メモが書けるで」
「ほら地下鉄路線図がある」などなど、
最初はいちいち開いて付き合っていたが、
「あ、ここの一角いいんちゃう?
金にしようかな、それとも銀かな」
と候補が絞られたようなので、私は年賀状コーナーへ移動する。
15分ほどして探しに行くと
違う一角にいる。
「ひめさん、これどう思う?」と新たな一品を見せてくれる。
「いいけど、1年使ったらファスナーが壊れてくるんちゃう?」と言うと
「ほな、やっぱりあそこかなぁ。あそこ、どこやったっけ?」
連れて行くと
「うわぁ、ここええやん。中身どんなんやろ?」に始まり
「金にしようかな、それとも銀かな」と
永遠のメビウス状態。
結局、「形はコレ、大きさはコレ、色はコレ」と、全部決めてあげました。
レジに並びながら「これでいいかなぁ?」とつぶやく友人に
「ええ、ええ。誰もが『うわぁそれいいなぁ。どこで買ったん?』と思うはずや」
と、根拠のない太鼓判を押しました。
人間、自分で自分の事が決められへん時って、あるよなぁ。
ヤツの来年は、私が決めてしまったようなもんやなもんやなぁ。