NHK教育に『日本語であそぼ』という番組がある。
斉藤孝氏監修で、日本の名言を楽しくクローズアップする、ためになる番組だ。
私も一時よく観ていたが、ある時から嫌になった。
あれは、『枕草子』をハワイのピーカン晴れの下、
「春はアケボノ、ボノ、ボノ」などとラップ調にした頃からか。
それとも舌足らずで歌い踊る子供が鼻につくようになった頃からか。
今日、幼稚園児が列を作ってお出かけする様子を目にした。
「雀の子、そこのけそこのけ お馬が通る」などと唱和しながら歩いている。
うわ~、最近はこうなんや。
番組の影響力を見た。
将来、正しい日本語が身についている大人が育つのは、頼もしいこっちゃ。
私の時代は「トラのレスラーはシマシマパンツ」やもんねぇ。
負けそうやねぇ。