ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

柿好きの景色

友達の家で柿をむいてもらった。

私は柿が、どちらかというと不得意である。
体が冷える気がするからだ。
同じように、きゅうりもりんごも苦手である。

友達は柿が好きで、毎日食べるらしい。
柿好きの友達と、
柿がいかに好きかを聞きながら食べていると、
柿もおいしくなってきた。

別の友達は、冬が好きである。
キーンと底冷えのする朝は、体がシャキッとするらしい。
冬好きの友達に、冬の寒さの味わいを聞くと、
冷たい空気も気持ちよくなってきた。

何事も、見方によって新しい景色が見えてくる。
冷える季節ですが、だましだまし受け入れて過ごしていきたいものです。