ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ふくどく

伏兵コードの『ふくどく』を観るため、
日本橋ジャングルインデペンデントシアター1stへ。
伏兵コードとは、稲田真理嬢が立ち上げた演劇ユニットだ。

マリリンの毒の華が咲き誇っていた。
最後、いい所でジジッと聞こえたかと思うと、パッと暗くなった。
今にも地震が起こりそうなシーンだったので、舞台効果だと思った。
(すご~い!マリリン、意外な手法!)
と思ったら、暗闇で足を踏まれた。
「ウワッ」と口に出そうになったけど、これも演出のひとつだと思い、
(出演者の誰かが客席で台詞を言うのかな?)楽しみにしていた。

パッと照明がつくと、出演者は皆、舞台の上にいる。
あれ?あれ?という間に終わった。

カーテンコールで、本物の停電だったと知った。
私の足を踏んだのは、舞台監督の方だったようだ。
舞台の神様のおかげで、スリル満点のステージを体験させてもらったよ。