ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

渦の中へ

洗濯をしようと洗濯機を開けたら、水が溜まっていた。
雨が降りこんでいたようだ。

試しに回してみる。
意外と激しいのね~。
回転、逆回転、バッシャーン、グルグル。

家で飼っていた猫は、洗濯機を覗き込むのが好きだった。
洗濯物が回っているのを見ているうちに、よく落ちていた。
猫の洗濯だ。

また、その猫(テツ)は、風呂場の蓋の上で寝るのも好きだった。
(ニャボッ!ゲフッ!と聞こえるなぁ)と思ったら、時々落ちていた。
猫の風呂流れだ。

たびたび危険な目に遭いながらも、水辺が好きだったテツ。
ちょっと気持ちが分かるわぁ。
はっ。
このままだと、私も洗濯槽にはまってしまう。
程々のところで切り上げにゃぁ。