一日、肉体労働。
本を上げたり、降ろしたり。
ペアを組んだのはK氏。
K氏と私はあんまり仲が良くないんだけど、一番難所を任された。
なのに一番早く終わり、他の2チームを手伝うくらい余裕が出来た。
そしてベストチームと呼ばれてしまった。
どうしてだろう。
きっと、会話が多かったからだ。
「手が3本あったらいいのに」とか
「じゃぁその出っ張ったお腹を使ってください」とか
無駄口を叩きながらやったからだ。
炭鉱でも、よくしゃべる人を入れると
皆の仕事がはかどるっていうもんね。
でもK氏は今日くたびれたので、明日絶対休むはず。
そういうところが嫌いなのだ。