ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

夜のヘム

滋賀県ことう町ヘムスロイド村へ。
手工芸の集まる村まつり、年々盛んになっている。
今年は130店・・・だったかな?
お店を手伝ったり、見て回ったり。

でも最近の私にとっては、夜の方がメインだ。
出店の人々が帰ってから、
ヘム村の人とお仲間で打上げ。
ガラス作家、鉄の芸術家、画家、木工、染色、
建築など、専門は様々。

でもさすが、クリエイター達。
ここで出す食事は、ほとんどが手作り。
ピザ生地は小麦粉をこね、イーストを発酵させて窯で焼く。
カレーは粉から作る。
ゼラチンを混ぜて作るゼリーには、工房前に生えているバニラの葉を乗せる。

華麗な包丁さばきを見せるのはO君。
粉を計量するのはA氏。
調理場でクリエイトするのは男性だ。

ここでは、自分で作らないと手に入らない。
その能力のある者達の、なんとたくましく見えることよ。