ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

ネパールの縫い子

シサムで、試着。
「これはね、裸でいるより涼しいですよ」と薦められる。
なるほど、ボコボコとした生地とコットンの肌触りが気持ちいい。
デザインもシンプル。
樋口可南子さんになった気分。

「ネパールで作ったんです。フェアトレード製品です」
へぇぇ。
そう言えば、ネパールのポカラで買った服は涼しかった。
デザインも柄もかわいかった。
見本に出ていた服を指し「これ下さい」と言うと、
店の女の子達が「こっちにしろ」と強硬に言う。
でも柄が良かったので
「I hate them.絶対コレ!!」とまで主張して買った。

日本に帰って見ると、腰のあたりに染みがあった。
(あぁ、彼女達はこれを注意してたのね)と思った。
でも着心地が良くて、結構愛用した。

あの女性達は元気かなぁ?
まだあの小屋で裁縫してるのかなぁ?
色々思い出して、その服も購入しちゃいました。