ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

神楽

夜、八坂神社で神楽奉納を観る。
しんと静まった厳かな雰囲気の中、
薪の燃えるにおいに交じって
まずは笛の頼りない音が響き渡る。

幽玄な世界であった。

武官のような格好をしたリーダーが
笛,篳篥(ひちりき),笏拍子,和琴(わごん),謡を呼び出す。
その時いちいち、かかとでチロリアンなステップを踏む。
それがとてもかわいらしかった。