平成女鉾清音会でお世話になっている函谷鉾へご挨拶。
このたび、理事長が代わられたのだ。
保存会の4人の長老と向かい合う。
まず、「あんたらは何がしたいんや?」
と聞かれる。
「祇園祭に参加したいんです」
と答えると、
「祇園祭は、『八坂神社に奉仕したい』という人達の気持ちからなってるんや。
まずは、神事を大切にする事。
1000年以上続いた祭に参加するなんてちょっとやそっとじゃかなわん。
函谷かって、火事で焼けて50年くらい建たへんかったこともあった。
平成女鉾は10年。
あんたらが生きてる間にかなうかどうかも分からへんで。
でも、辛抱強くその時を待つことや」
など、熱く語ってくださった。
厳しい言葉の裏に、「応援したる」気持ちも感じられた。
お祭りって、心で繋がっているもの。
こういう関係を築けるのもありがたいなぁ、と胸がいっぱいになる。