ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

姑獲鳥の夏

次回公演の参考になるかなと、なんとなく
姑獲鳥の夏」<ウブメノナツ>のDVDを借りた。
でも内容が恐そうなので、近所の友達に声をかけた。
カウチポテトの準備を整えたにも関わらず、収穫はなし。
「そんなに恐くないらしいよ」というアドバイスも頂いて、
恐る恐る観る。

恐かったよ~。
最初に「御祓済」という文字が出てくるし。
一人で見ると、風で玄関の戸が鳴るのも恐い。
暗い画面に映る自分の影も恐い。
途中で電話も鳴るし。
でも一番恐かったのは、いしだあゆみの恐がり方かも。
ミステリー映画の肝は、登場人物がどれくらい真に迫って恐がれるか、かもね。

最後は京極堂という陰陽師兼古本屋が
科学的に解明してくれたので、後を引かなくて良かった。

あ、次回公演は、ミステリーじゃないですよ。
恐がりの人も安心してくださいよ。