ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

大人な花見

今日はお花見。
50代から20代の各世代4人で
しっぽりと。

50代Oさん(男性)は
手料理をたくさん持参してくれた。
どれも凝っているのにあっさりおいしい。
20代代表は山口茜嬢(トリコ・A)。
次回公演の原作を書き上げての参加。

今回の花見を大人な雰囲気にしてくれたのは、
40代発起人のM女史が持参してくれた食器。
お惣菜が一挙に小料理屋の仕出しみたいになる。
切子グラスで飲むワインは味わい深い。
風が吹いても飛ばないので、ゆったりまったり。

山の奥へ奥へ入ったところにひっそり見事に花をつけた桜の木があった。
O氏はそれを見て涙を流していた。
苔むした幹から咲かせる満開の桜は、何とも言えず幻想的だ。

人 見るもよし 見ざるもよし 我は咲くなり (武者小路実篤