明倫夜話という催しを観に、芸術センターへ。
戦前の祇園祭や町の様子を映像で見せてくれるのだ。
少し遅れて到着すると、教室から人があふれていた。
鈴なりの人が窓の外から覗いていた。
椅子の上に立って覗く人もいた。
皆、サイレントの映像を静かに見ていた。
パタパタと、扇子の音だけがしていた。
なんだか昔の幻燈会に紛れ込んだみたい。
芸術センターは小学校を改築した建物なので、余計にそう見える。
終了後、「あれは高島屋ではなく、その前の建物や」
「松井さんの家は餅を焼いていて火事に遭った。」
など、見ていたおじさんおばさんから証言が出たらしい。
私は暑さに耐え切れず、帰ったんやけどね。
写真は、レトロな青森県三沢の駅です。