ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

安井金毘羅

稽古の帰り道、今仲君と田所ちゃんと行澤君と、安井金毘羅に立ち寄った。
ここは、知る人ぞ知る、縁切り神社だ。
悪縁に悩まされる人達が奉納する絵馬が、重なり合うようにぶら下がっている。
うべんさん、心の病と縁を切る札もあったよ。

境内に高さ1m50cmほどあるずんぐりとした丸い岩が置かれている。
おびただしい数の白い札が貼られている。
この岩に、人が這いつくばってやっと通り抜けられるほどの狭い穴が開いている。
行澤君が、心に何か念じながら穴を通り、悪縁を断った。
そして向こう側からもう一度穴を通り、良縁を結んだ。

行ちゃん、境内を出るとき「何かすっきりしました」と言っていた。
写真は、着飾られた子象みたいな、縁切り縁結び岩です。
しだれ桜が垂れ下がって、より一層妖しさを醸し出してるでしょ。