ひめ日記3

日詰千栄の日々を綴ります。芝居のこと、祇園囃子のこと、京都のこと。

潔白少女、募集します

トリコ・Aプロデュースの『潔白少女、募集します』を観に、精華小劇場へ。
山口茜さんは一昨年のOMS戯曲賞受賞に引き続き、去年のOMS戯曲賞最終選考にも残っていた。
審査員の生田萬さんに「言葉を失った」と評されていたので、一度観てみたかったのだ。
まだ東京公演もありますが、ネタバレ覚悟で感想を。

いじめあり出来試合ありのミーティングばかりしている劇団に入って来る潔白少女。
彼女が清濁合わせ飲み、集団を変えていくのがへぇぇだった。
それが二つの舞台で行われるのだ。
最後にボスを追い出してから、二つの道へ分かれて行く。

ここ最近、もうイヤ~ッって投げ出しそうになっていた。
集団を運営する者として、色々考えさせられるお芝居だった。
二つの道を選んだ集団を見て、愚かでも善意の道を選びたいと思った。